20数年前の話ですが、今でもこの話は北海道では受けます。
当時私は、神奈川県の藤沢市に住んでいました。たまに北海道に帰省すると友人、知人、会社の同僚にお土産としてイカの塩辛を買って帰りました。私の住んでいる隣町でその塩辛は造られていますが、その町は近くに海はなく、海からから40Kmも内陸に入った山の中です。
仕事が終わった後、それを肴に職場で飲んでいたときです。
先輩が(この人、少々酒癖が・・)
「いつも悪いね、これすごく旨いけど君の実家の近くで造っているのかい?」
「車で20分ぐらいの所で造って売っていますし、最近は近くのスーパーでも売っています。」
「君の家は海から近いのかい?」
「いいえ、車で1時間以上かかりますが。」
「じゃあ、この**町も海から遠いのになぜ塩辛なんて造れるのだ?」
私の田舎では好きな人は魚屋でイカを買って、自分で塩辛ぐらいは造っていましたが、あまり胡散臭そうな言い方をするので、
「私の田舎では、秋になると川にイカが産卵のために上がってくるのでそれを捕って、造っているそうですよ、私も小さいころよく捕りました。」
ほかの人はすぐ気が付いてニヤニヤしていましたが、本人はまじめな顔をして
「そうだ、イカは産卵のために川を遡上するんだよ。」
と隣のアルバイトの女の子に自慢げに言っていました。
その後、その先輩と別れて私は他の同僚と2次会へ行きその話しで最後まで盛り上がったしだいです。
そして、次の日。
その先輩は、上司にその話を自慢げに話していたそうです。
それからは、先輩の冷たいこと・・・・・・